写真：Car Watch

■ 100セット限定で第2期先行予約を実施 　トムスは、トヨタ自動車「アルファード」用のエアロパーツ「TOM'S スタイリングパーツセット」と専用アルミホイール「TWF05」を9月1日に発売する。 【画像】TOMS'S スタイリングパーツセットと専用アルミホイールの装着イメージ（リア）。塗装済パーツは「プラチナホワイトパールマイカ」のみを設定 　現在、第2期先行予約として限定100セットの予約を受け付けている。予約はスタイリングパーツ一式での販売となり、単品での販売は行なわれていない。価格はスタイリングパーツセットの塗装済（プラチナホワイトパールマイカ）が55万円、素地（ブラック）が48万4000円。専用アルミホイール TWF05の価格は、「グロスブラック」が50万6000円/4本、「スパッタリング」が61万6000円/4本。 　アルファード用のTOM'Sスタイリングパーツセットは、ノーマルのデザインのよさを活かしつつ、後付け感のないフィッティングと加工をともなわない簡単な取り付けを考慮して設計。スタイリングのよさだけでなく、空気抵抗の低減も体感可能とし、見た目と機能を両立させたエアロパーツとなっている。 　フロントアンダースポイラーは、SUPER GTなどのレーシングカーで採用されている「フリックボックス」を参考に、車体前面にボックス状の構造を設置。形状の一部をラジエーターグリルの隔壁に利用して冷却効率を向上させ、グリルの横部分をカナード状にデザインすることで車体上部への整流を行なうようにした。下面は中央のスリットで流速を上げ、フロントタイヤハウスへの整流によって内圧を下げる効果により、高速域でのスタビリティを向上させている。 　サイドスポイラーは、走行中に回転するタイヤが発生させる乱流と横方向からクルマの底面に流れ込もうとする気流をサイドステップで防ぐと同時に、後方にスムーズに流すことで高速走行の安定性を実現させた。 　リアアンダースポイラーは、フロントアンダースポイラーとサイドスポイラーで整流された気流を利用してテールゲート面に滞留する負圧を引きはがす効果により、空気抵抗の軽減に寄与している。 　20インチ鍛造1ピースの専用アルミホイールは、空力性能を意識しエアロパーツの機能も兼ねて設計され、回転方向の空気抵抗を減らすために外周側のリム面から周回するリング状のデザインを備えることで、クルマ全体の空力特性を効果的に引き出しているという。カラーはクルマの色や好みに合わせて、グロスブラックとスパッタリングの2色から選択可能。