米通信規制トップに反GAFA派 トランプ氏が任命
【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は17日、通信や放送を規制する連邦通信委員会(FCC)のトップにブレンダン・カー同委員を任命すると発表した。 カー氏は「GAFA」と総称される米巨大IT企業による「検閲」に反対する考えを示してきた。 トランプ氏は声明で「カー氏は言論の自由の闘士であり、米国人の自由を抑圧し、経済を停滞させる規制と闘ってきた」と指摘した。カー氏は2017年に初めてFCC委員に指名され、上院で人事が承認されてきた。現在の任期は29年までで、トランプ氏はカー氏を委員長に昇格させる。