米アプライド、11─1月売上高見通しが市場予想下回る 株価下落
(第1段落の日付を14日に訂正します) Jaspreet Singh [14日 ロイター] - 米半導体製造装置大手アプライド・マテリアルズは14日、第1・四半期(2024年11月─25年1月)の売上高が市場予想に届かないとの見通しを示した。株価は時間外取引で一時約5%下落した。 人工知能(AI)向け半導体以外の製造装置の需要が低迷している可能性が示された。AI向け半導体の最先端装置のニーズは高いものの、特定市場の低迷によりアプライド・マテリアルズのような企業は打撃を受けている。 同社は、第1・四半期の売上高を71億5000万ドル(プラスマイナス4億ドル)と予想。LSEGがまとめたアナリスト予想平均の72億2000万ドルを下回った。 調整後の1株当たり利益は2.29ドル(プラスマイナス0.18ドル)を見込む。市場予想は2.27ドル。 同時に発表した第4・四半期(10月27日終了)の売上高は5%増の70億5000万ドルで、市場予想の69億5000万ドルを上回った。売上高に占める中国の比率は30%。前年同期は44%だった。 調整後の1株当たり利益は2.32ドルで、予想(2.19ドル)を上回った。