N国・立花代表と渡辺喜美氏が会見(全文1)新会派「みんなの党」結成
立花代表にとってのメリットは?
時事通信社:すいません、時事通信社の【ハセガワ 00:21:16】といいます。立花先生にお伺いしたいんですが、先ほど渡辺先生はこの会派結成が未来をまたつくっていくことにもなるとかっていうふうに位置付けられていたんですが、立花さんにとっては入党ではなく会派っていうのは、最終目的は5名集める、入党ということだったと思うんですけど、どういう位置付けというんですか、率直にどういうメリットがあると感じていらっしゃるのか。 立花:メリットというか、まず会派っていうのってまた政党とは違うので、参議院で会派を組める可能性がある方って私とあともうお2方しか、実は私が名指してしている人はいないんです。そうするともう1人の方、分かっちゃうんですけど、その方はもともとNHKで普通に働いてた方ですので、絶対無理だろうなと。 で、会派に入らないと、いわゆる総務委員会、いわゆる希望の委員会にまず入ることはほぼ不可能でしょうし、委員会に入ったとしても質問の時間をいただけないというようなことがありまして、むしろその会派をつくることは非常に重要視、重きを置いておりました。で、渡辺先生とお会いする前にはなんとか直接民主主義に同意いただけないかということでお話をさせていただいたんですが、僕はもともと渡辺先生のアジェンダですね、「みんなの党」のアジェンダには強く共鳴をしておりましたので、ちょっと正直心が揺らいでいるんですね。 というのは、ワンイシューでいくには限界がある。一方でしっかりとした政策を並べて、ある程度の方というか、政治的にある程度の色を付けることによって、拡大は早いんじゃないかなと。ある程度までの拡大は早いんじゃないかなと思っています。
8月10日の党臨時総会で相談したい
で、憲法改正のキャスティングボードにいるだけの、もし議席を持てばNHKのスクランブル放送の実現もできる、早いのではないかという思いが今もありますので、正直ちょっと悩んではいます。いわゆる直接民主主義っていうものをこのまま貫くのか、それとも「みんなの党」が挙げているアジェンダを基に党の綱領なり政策、公約というのをつくって訴え掛けていくほうがいいのかについては、ちょっとまだ正直悩んでおりまして、8月の10日に党の臨時総会を開きますので、そのときにちょっと相談をして、党員の人に相談してみたいなと、きのう入党いただいた丸山議員含め、地方議員に相談をしていきたいなということで、非常に悩んで、本来は話し合いを続けていくべきなんですが、ちょっとどうしても時間の関係上、今日の1時までに会派の結成届を出さないと間に合わなかったということで、取りあえず今日のところは会派の結成届をしたという発表にとどめさせていただいているということです。 ですからあと5人ということについては、特にいつまでに5人とかそういうことを思っているわけではありませんので、やっぱりビビッドに世論の反応というのを見ながら、急いで5人にするのか、それとも次の衆議院、参議院ということを見越してやっていくのかについても、昨日の報道や国民の声というのも参考にしながらやっていきたいと考えています。どうぞ、はい。 【書き起こし】N国・立花代表と渡辺喜美氏が会見 全文2に続く