N国・立花代表と渡辺喜美氏が会見(全文1)新会派「みんなの党」結成
NHK改革についてどう考えているのか
共同通信:共同通信の【***00:15:52】です。渡辺さんにお伺いしますが、NHK改革についてはどういうお考えなんでしょう。 渡辺:NHK改革については、正直深く考えたことはありません。昔はNHK民営化論なんていうのも唱えていた時代がありました。ただ、ここ10年ぐらいは、安倍内閣の閣僚になった12年前ですか。そのころ菅さんが言っていたのが公共放送として残すのであれば、あまりにも受信料が高いじゃないかと、そんなことを確か当時、菅総務大臣が言ったような気がいたします。 確かに今、私が個人の実感として考えても、ちょっと月々2400円は高いなと正直思いますね。ですから、公共放送として強制的に徴収するのであれば、この課金のシステムとお値段、これはちょっと考えたほうがいいんじゃないかという気持ちは持っております。毎年NHKの予算の説明に来るときに、私は必ず経理担当の方をよこしてくれと申し上げているんですね。それはバランスシートの説明ができないと意味がないよということを申し上げていて、私が必ず聞くのは今現在未収金の状況がどうなっているのか。そして自己資本比率、内部留保がどれくらいあるのかと必ず聞くようにいたしておりますが、非常にNHKは自己資本比率が高いんですね。普通だと株式会社っていうのはだいたい半々ぐらいでありますが、資本のほうがおそらく7:3ぐらいの割合じゃないですかね。ちょっと正確には分かりませんけれども、コンテンツもいいものを持っているし、課金の仕組みはこの間、放送法の改正も行われたように、これはちょっと勉強してみる価値はあるなという程度の認識です。 立花:ほかにありますか。どうぞ。
立花氏はいつ「みんなの党」を手伝ったのか
高知新聞:すみません、高知新聞【タカヤナギ 00:18:34】と申します。確認なんですけど、立花代表の一番最初の話で、「みんなの党」の、いわゆる渡辺さんに共感してお手伝いをしてたみたいな言い方されたかと思うんですけど、具体的にその時期とどういったことをやられてたかということと、お2人の面識っていうのはどんな感じだったのかっていうのをちょっと教えてください。 立花:はい。2012年の12月の衆議院選挙だったと記憶していますが、その前にちょっと「みんなの党」の本部に私、お電話差し上げて、立候補できないかというような打診をまずさせていただいたのが最初でした。いきなり何もしない人っていうような感じで本部のほうから言われまして、当時、大阪に住んでおりましたので、大阪の窓口を確認したところ伏見隆さんという方、当時大阪の府議会議員で今はたぶん枚方の市長をされていると思うんですが、伏見隆さんが窓口をされていまして、大阪の11区か12区か忘れたんですが、石井竜馬さんだったかな、唯一「みんなの党」の大阪で立候補されていた方の事務所に入って、選挙のお手伝いをさせていただいたっていうのが最初の「みんなの党」さん。 そのあとの統一地方選挙を、2011年だったかな、維新の会の松井代表とも実はお会いして、堺の市議会議員選挙に出ないかっていう話もあったんですが、そのときに「みんなの党」さんと維新は一緒にできないんですかみたいなことは、松井さんに直接お話をさせていただきました。それはやっぱり今、渡辺先生がおっしゃったように、NHKは公務員というか、制度改革をしたいと思ったんですね。天下りとか渡りとか、それがすごくやはり非常に問題があるっていう認識をしていましたので、維新の会も「みんなの党」も税金の無駄を省いていくみたいな公約でしたので、一緒にできないのかなというのはずっとその当時から思っていまして、そのころから「みんなの党」も維新の会の協力もしていたということです。 面識は渡辺先生はもちろん覚えてらっしゃらないと思うんですが、実は3年前の渡辺先生の選挙のときにお会いして、名刺交換をさせていただいていたんですけども、実際ゆっくりお話をさせていただいたのは先週の金曜日でしたね、が、実際初めてということです。どうぞ、はい。