マイク・タイソンとの「730億円マッチ」の破談理由をフューリーが告白「冗談みたいな金額」
ボクシングの〝レジェンド〟元世界ヘビー級王者マイク・タイソン(58=米国)と〝ジプシーキング〟こと元同王者タイソン・フューリー(36=英国)がリングで激突する可能性があったと英紙「デーリー・スター」が報じた。 ともにヘビー級の巨人でフューリーはマイク・タイソンを尊敬する父ジョンによって命名されたという縁がある。同紙によると、フューリーは2020年にマイク・タイソンとエキシビションマッチで戦うチャンスがあるとの連絡を受けたという。あこがれのボクサーとの対戦に〝同意〟したフューリー側は本格交渉に入ったという。 しかし、対戦は実現せず、マイク・タイソンは20年11月に元WBA世界ヘビー級王者ロイ・ジョーンズ・ジュニアとエキシビションでリングに復帰した。もともと〝タイソンマッチ〟の交渉は順調に進んでいたが、同紙は「5億ドル(約760億円)という巨額の契約が成立せず、失敗に終わった」と伝えた。 その理由について、フューリーは先日「iFL TV」のインタビューの中で「その話はあった。彼の関係者が私に連絡してきた。マイクと私は電話で話をした。すべて本当だったが、実現しなかった」とし「マイクにオファーした人が誰であれ、私たちに提示された金額はほんのわずかだった。マイクは5億ドルの話をしていたが、書面で送られてきた金額は冗談みたいな金額だった。狂気じみていたよ」と舞台裏を語ったという。 マイク・タイソンは15日(日本時間16日)の復帰戦でユーチューバーのジェイク・ポール(米国)と対戦するが、今後にフューリーと対戦する可能性はあるのだろうか。
東スポWEB