これ持ってないとヤバい!? イケオジ必携のグレーニットの選び方と着こなし方とは?
万能だからこそ知っておきたいゲージと質感
人気連載「干場編集長のスタイルクリニック」略して【スタクリ】。第118回目は「グレーニット」。これから重ね着シーズンに入ってゆきますが、なんだかんだでグレーニットが便利なんですよね。 【バカ売れ中】限定300着の頂上ニットポロが「秋から春までながーく使える」理由 ようやくニットに袖を通す気温になってきましたが、残暑が長引いたせいでまだニットを新調していない人も多いことでしょう。慌てて購入する人は、とりあえずグレーニットから探してみてはいかがでしょうか。 「中間色であるグレーは、合わせるアイテムの色を選びません。前回紹介したグレスラと同じですね。しかも、クセがないので誰からも好印象を持たれる、いわば万能色なんです」 そんなグレーも、ゲージによって印象は変わってくるとか。 「ゲージとは、1インチ=約2.54cmの幅に編み針が何本あるかを指す単位。数字が多い、つまりハイゲージほど編み目が細かく、薄手のニットになります。そんなハイゲージは、リッチで色気のある雰囲気に。一方編み目がざっくりしたローゲージだと、あたたかみがありほっこりした印象になります」 そんなゲージをうまく使いこなすことが、ニットをおしゃれに着こなすコツなんです。 「例えばなめらかな生地のジャケットに、ざっくりしたニットはミスマッチです。また、起毛感の強いスエードブーツに、ツルッとしたハイゲージもミスマッチ。風合いと質感を合わせることで、ベーシックなグレーニットが一段とオシャレに見えますよ」 万能だからこそ、一手加えることで頭抜けられるってこと。それをマスターすれば、秋冬のニットコーデは買ったも同然です!
FILIPPO DE LAURENTIIS / フィリッポ デ ローレンティス
丸ごとマネしてください! 誰でも洒落者コーデの好例 やわらかく軽い風合いは、カシミアにシルクなどをブレンドしているから。こちらは、干場編集長とのコラボモデルで、インンラインにはないミディアムグレーを採用しています。 「合わせたのは撥水性のあるREDA社の生地を採用したパンツ。天然素材の風合いがニットとマッチします。さらに足元にはスエードを合わせ、洗練された中にもあたたかみのある雰囲気に」