選手名鑑に全情報が掲載された昭和のプロ野球 一世を風靡したトレンディエースが自宅突撃のファンに…
近鉄、巨人などで活躍した阿波野秀幸氏(60)と日本ハム、西武で先発、リリーフとして大車輪の働きを見せた西崎幸広氏(60)が7日までに更新されたBSジャパネクストの野球トークバラエティーYouTubeチャンネル「ダグアウト!!!」にゲスト出演。今では考えられない昭和時代の過激なプロ野球ファン事情を語った。 【画像あり】 大谷翔平と対戦した感想は?…前田健太「凄いよ」今永昇太「思っているより100倍凄い」 昭和から平成にかけて、トレンディエースと呼ばれ、球界に新風を吹き込んだ2人の共演。「熱心すぎるファン」のトークテーマに、阿波野氏がプライバシーが厳しい現代ではありえない「逸話」を挙げた。 「当時、選手名鑑に家の住所、マンションの部屋の号数、(乗っている)車の車種、あらゆるものが載っているんですよ」 これだけ情報が筒抜けでは、自宅へ押しかけるなというのが無理な相談だ。実際、阿波野氏が帰宅すると、必ずファンが待っていたという。「デーゲームが終わって、ご飯を食べて帰ると、結構遅くなりますよね。でも、いるんですよ」 ナイターの後などは、深夜近くに“遭遇”することも。ファンの暴走とはいえ、阿波野氏も放っておけない。「(ファンが)帰るときに、何かあると嫌じゃないですか。襲われたりとか…。駅まではこうやって帰れよ、とか指示して」と、その時の様子を語ると、聞き手のビビる大木が「そのときから名コーチぶりも出てますよね」と返して、笑わせた。 さらに、阿波野が完封した時などは、自宅に祝福の寿司かごを持って現れる中年ファンの存在もカミングアウト。「それ食べるんですか?」と聞かれ、「うちの近所のお寿司屋さんだったんで」と笑いながら、明かした。