高松商の“魔曲”甲子園に響く SNS「最高すぎる」 センバツ
第95回記念選抜高校野球大会が開催中の阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で25日、第2試合の2回戦に登場した高松商（香川）のアルプス席から高校野球ファンに根強い人気を誇る応援曲「プリティフライ」が響いた。SNS（ネット交流サービス）でも「最高すぎる」「もっと長く聞いていたい。高松商打ってくれ」などのコメントで盛り上がった。 【高松商vs東邦を写真で振り返る】 「プリティフライ」は高松商が長年、応援曲として使用してきた。2016年センバツに強打で準優勝した際、チャンステーマとして大量得点を演出するなどして注目を浴びた。 高松商はこの日、東邦（愛知）と対戦。今大会から声出し応援が解禁された中、攻撃時のチャンスで「プリティフライ」が演奏された。 応援部顧問の栗崇仁教諭は「ここ一番を見定めて吹いている。頑張ってプレーする選手たちに、力を与えたい」。吹奏楽部部長でホルンを担当する真島美優さんも「吹いているこちらの気分も上がる。入学して、ここでプリティフライを吹くのが夢でした」と笑顔で話した。 試合は3―6で敗れたが、高松商の「魔曲」が甲子園を盛り上げた。【木村敦彦】
