AIの力で販促支援、エイピアグループ「快進撃」の舞台裏
Chih-Han Yu(チハン・ユー)/1979年生まれ。国立台湾大学を卒業後に渡米。AIの研究者として、四足歩行ロボットや自動運転車の開発に携わる。スタンフォード大で修士号、ハーバード大で博士号を取得。2012年にエイピアを創業。世界経済フォーラムが選出する2016年度の「ヤング・グローバル・リーダー」の1人に選ばれる(写真:記者撮影)
東洋経済が厳選した期待の成長株「 東洋経済グロース100 」(← クリックすると銘柄一覧をご覧いただけます)。中小型の成長銘柄や投資家の関心が高い旬のテーマ株、合計100銘柄を3カ月ごとに入れ替え、積極的に情報を発信していきます。 『会社四季報』の発売10日前からは、「四季報先取り」の一環として最新号の情報も先行配信しています(「四季報先取り」の閲覧には 会員登録 が必要です)。2021年3月に東京証券取引所に上場した台湾発のクロスボーダー企業、Appier Group(エイピアグループ<4180>)。ハーバード大学の博士号を持つAI(人工知能)の研究者であるチハン・ユーCEOらが2012年に創業し、AIを活用した販促ツールを手がけている会社だ。 AIブームを追い風に急成長を続けており、前2023年12月期通期業績は売上高が264億円(前々期比36.0%増)、営業利益が8億円(同16.0倍)だった。今2024年12月期は、主力製品以外の拡販などに約40億円の投資を計画する一方で、売上高は344億9500万円(前期比30.6%増)、営業利益は20億9000万円(同2.6倍)と、もう一段の成長を見込む。 快進撃が続くエイピアグループを率いるユーCEOに話を聞いた。
本文:3,219文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
茶山 瞭