【尼崎ボート ヴィーナスシリーズ第16戦】平山智加 「好きな感じ」の舟足で差し切りなるか
ボートレース尼崎のヴィーナスシリーズ第16戦「尼崎プリンセスカップ」は5日目を終え、31日の最終日に優勝戦が行われる。 準優勝戦一発目の10R、平山智加(39=香川)はスリットで「寺島美里さんにグイグイ出られる感じがあった」ため1周1マークを握って回り、藤原菜希の差しを許した。しかし「出足や乗り味が良くて、何とかなりましたね」と振り返る通り、続く2Mで差し返して1着。優勝戦進出一番乗りを果たした。 相棒の39号機は「最初は伸び型だった」が「出足がついてきて好きな感じになってます。自分の思ったところに舟も向くし」と操縦性も兼ね備える。 2号艇の優勝戦に向けては「伸びは求めず現状維持でいきたいですね」と現状の出来で臨む構えでいる。後は「スタートも行きやすい足になっています」と語る通り、強力伸びを誇る細川裕子を止めての差し切りも十分あり得る。 2013年1月の60周年記念でG1をゲットした好相性の水面で、目指すは20年2月のヴィーナスシリーズ第4戦以来となる通算4V(全国通算は4月6日のG3多摩川オールレディース以来43回目)だ。