五輪聖火に観衆15万人以上 マルセイユで歓迎、厳重警備も
【マルセイユ(フランス)共同】盛大な幕開けとなった。パリ五輪の聖火が8日、巨大な帆船によってフランス南部マルセイユの旧港に到着した。同国の三色旗と同じ色の花火が次々に上がり、上空を彩った空軍によるカラースモークは圧巻の演出。15万人以上の観衆の大歓声が響き渡った。 帆船が着く2時間以上前から旧港は多数の人々でごった返す盛況ぶり。到着が近づいた午後7時過ぎには海上で花火が打ち上がり、続いて観衆による国歌「ラマルセイエーズ」の大合唱で船を迎えた。 周辺では多くの警察官が厳重警備に当たり、旧港に入るための手荷物検査により長蛇の列ができた。物々しい雰囲気の中、無事に式典は終了した。