芸能界屈指の蕎麦好き、DEEN池森秀一イチオシの「乾麺蕎麦」こだわりの食べ方も![FRaU]
食のスペシャリスト&グルメに精通する識者で構成される「FRaU Foodies」が、今イチオシの料理やスイーツなどをお届けします。今回は、蕎麦好きミュージシャンとして、『マツコの知らない世界』に出演するなど、さまざまなメディアで蕎麦愛を語っている、DEENのヴォーカリスト・池森秀一さんが長野県・戸隠の乾麺蕎麦をレコメンド。アレンジレシピも教えていただきました!
日本三大蕎麦のひとつ 戸隠の本格蕎麦をご自宅で
「国産の長芋粉を練り込んだ、つるつるとしたのどごしの良いそばです」 池森さんがオススメする乾麺タイプの蕎麦は、蕎麦処・長野県長野市戸隠(とがくし)にある株式会社おびなたの「蕎麦通の長芋そば」。おびなたの代表商品「蕎麦通のそば」に国産長芋を練り込んでいます。 「加工食品の中で蕎麦の乾麺は、加工度が低い食品なので、水の良し悪しによる影響が大きいと思います。戸隠は水が美味しいので、良質な乾麺蕎麦が作れるのでしょう」 戸隠の伏流水は年間を通して10℃前後にキープ。標高約1000mの場所にあるおびなたの本社工場は、この水を使用して製麺しています。 風味の劣化が早い蕎麦は、三たて(挽きたて・打ちたて・ゆでたて)が重要です。おびなたでは、蕎麦粉を自社工場で製粉しているため、常に鮮度のよいものを使用できます。また、配合も自社で行っていることも、蕎麦粉を仕入れて作る他の製麺会社に比べて大きなアドバンテージになっています。
恵まれた環境で作られる「蕎麦通の長芋そば」は、蕎麦にやさしい低温乾燥で風味を損なうことなく仕上げられています。 一般的に市場にある山芋入り蕎麦の大半は、蕎麦粉の配合が3割。しかし、「蕎麦通の長芋そば」は蕎麦粉の配合が5割。それにより蕎麦の風味を高めつつ、食べやすさも保っています。麺はやや平打ちで、すすったときのつゆの乗りがいいのも特徴です。
さて、池森さんは「蕎麦通の長芋そば」をどのように食べているのでしょうか? ちょっとひねりの効いた食べ方を教えていただきました。 「長芋が刷り込まれている乾麺なので、ネバネバ系のアレンジレシピがおすすめです! 納豆、長芋、おくら、なめ茸、もずく、めかぶ、そしてトッピングには大葉を添えた栄養満点のネバネバスペシャル『腸活そば』はいかがでしょう。抜群に合いますよ!」 まだまだ残暑が厳しい今にピッタリのアレンジレシピです。ぜひお試しください。