レース中に気分が悪くなったら…、走行中に落とし物を…「富士ヒル」参加に向け野島裕史&井上和彦が最終確認
◆走行中に落とし物をしてしまったら…拾うべき?
野島:今回、「富士ヒル」には番組から私・野島と和彦さん、我々と同じく「VOICYCLE」のメンバーで声優の伊藤健太郎(イトケン)くんと勝杏里くん。さらに、アニメ「おじゃる丸」などの監督をされているアニメ監督の大地丙太郎さん。「石垣島トライアスロン」のメンバーとしてもいつもお世話になっている石田純治さんと当番組の小西プロデューサーの7人の自転車侍が参戦することになっています。 大所帯での参戦となりますが、我々も大会運営の邪魔にならないよう、一人ひとりしっかりと準備をし、協力できることはしていきたいと思っていますが、参加するにあたってのマナーなども事前に伺っておきたいと思います。 山本:運営目線で言うと、安全対策について3点。まずはヘルメットの被り方。これは非常に大事ですし、グローブもぜひ着用していただきたいですね。(参加者は)社会人が多いので、転んで手をついてしまったときに、グローブがないと手の平をケガしてしまい、翌日の仕事が大変になる可能性があります。なので、運営からもグローブの着用はみなさんにお願いしています。 そして、実は運営としては下山が一番緊張する場面なんです。レースは交通規制をした時間内でやっていますので、速やかに、かつ安全に下山を促す必要があります。みなさん(レースが終わると)早く帰りたいという気持ちが募りますが、規則を守って下山していただけると非常に助かります。 下山の際は集団で山を下り、そのなかには“ライドリーダー”といって先導してくれる人がいるので、彼らに従い、追い越さないように、安全に下山していただければと思います。 井上:下山するときのスピードは何km/hくらいですか? 山本:勾配によって変わってきますが、時速40kmが目安になってきます。平均時速40km/hで36分程度で下れる計算です。仮にスピードを出して時速50km/hで下っても、時間は29分ほどかかります。飛ばしてもわずか7分程度しか変わらないので、ぜひ規則を守って走っていただければ幸いです。 そして3つ目は、やはり富士山は世界遺産ですので、ゴミなどが気になってしまうと思いますが、レース中にゴミを落としてしまったときはそこで立ち止まらず、そのまま進んでください。 野島:そうなんですね! 山本:止まったり、逆走するとやはり危ないんですよね。選手たちが次々に山を上ってきますので。もしもゴミを落としてしまったら、(コースには)マーシャル(審判・係員)や大会スタッフがいますので、彼らに伝えるなりしてくれれば対策します。落としたものもマーシャルが拾って大会本部に届けますので、もし大事なものであれば(大会終了後)本部まで来ていただければと思います。 野島:なるほど。落としたものは拾わないほうがいいんですね。これは僕も知りませんでした。とにかく急に止まるようなことはしないほうがいいということですね。 山本:非常に危ないです。 野島:前回の放送でも下山の話はしましたが、改めて意識が薄れがちな下山対策・準備について教えていただけますか。 山本:まずは先ほども言いました通り、下山を誘導するリーダーがいますので、彼らの指示に従って下山することが大前提になります。あと、気を付けるべきは対向車線ですね。(反対側の車線には)ゴールを目指して走っている方がいるので、絶対にセンターラインをはみ出さないようにして走ってください。