Moto2ドイツ予選|Q1から勢いつけたビエッティがポール。前戦ウイナーの小椋藍は7番手
MotoGP第9戦ドイツGPがザクセンリンクで開催。Moto2クラスの予選でポールポジションを獲得したのは、セレスティーノ・ビエッティ(Red Bull KTM Ajo)だった。 【リザルト】MotoGP第9戦ドイツGP:Moto2予選 日本人ライダーは、前戦オランダGPウイナーの小椋藍(MT Helmets - MSI)が予選Q2へ直接進出。今回も予選上位から決勝で好結果を出したいところ。佐々木歩夢(Yamaha VR46 Master Camp Team)は予選Q1からのスタートとなった。 Q1は残り3分のところで1分23秒111を記録したビエッティ(Red Bull KTM Ajo)がトップ通過となった。 佐々木は一時Q2進出圏内の4番手につけたが、最終的には7番手。決勝は21番手からのスタートとなった。 Q1を突破した4人を加え、計18人で争われる15分間のQ2は序盤から激しくタイムが塗り替えられ、トニー・アルボリーノ(Elf Marc VDS Racing Team)がタイムシートのトップに。小椋もそこからわずか0.003秒差の2番手に続いた。 残り3分を切り、トップタイムを更新したのはQ1から上がってきたビエッティ。1分22秒778をマークした。 タイヤ的に複数回のアタックが厳しいのか、セッション最終盤にタイムを更新するライダーは少なく、ビエッティが見事にポールポジションを獲得した。 2番手はジェイク・ディクソン(CFMOTO Inde Aspar Team)、3番手はフェルミン・アルデゲル(Folladore SpeedUp)がつけた。 小椋は最終的に7番手。チームメイトでポイントリーダーのセルジオ・ガルシアは転倒があり12番手に終わっているだけに、ランキング2番手の小椋は決勝レースで差を広げてサマーブレイクに突入したいところだ。