近くで見ても「意味が分からない」 色鉛筆で描いたリアルすぎる〝コカ・コーラ〟
「作家である実感がわいた」
慧人さんが在廊した日は、熊本や千葉、兵庫などに住むファンや、絵を描くことが好きな小学生も訪れました。 学芸員の三浦さんによると、展示には老若男女問わず訪れていて、特に自身も色鉛筆画を描いていたり、慧人さんの作品を知ったことで絵を始めたという人が多いそうです。 慧人さんは、「SNSにアップすることに慣れてしまったからか、人に見られているという感覚がなくなっていました。今回、個展を通して作品が人の目に触れ、自分が作家である実感がわきました」と話します。 「僕の作品がこんなにも人の心に深く刺さっているということがうれしく、自信にもなりました。今後も展示会を増やしていきたいですし、SNSでの発信も頑張っていきたいです」 個展は12月22日まで開かれています。