【脳疲労対策】こまめな脳疲労リリースで、新しい神経細胞がつくられ復活! おすすめのケア方法は?
\オフの時間も余白を作れないあなたへ/ 脳疲労を癒やす方法
気力もキレイもむしばむ脳疲労。デジタル漬けで「余白がないな」と感じている人は要注意! 脳疲労をケアするルーティンを身につけて。 【写真】脳疲労の原因と対処法をイラストで解説
\オフでもマルチタスク/ エディターおはぎ 仕事でマルチタスクを求められるためかオフの時間も詰め込みがち。眉間のシワと歯ぎしりに悩まされている。
脳科学者 西 剛志先生 東京工業大学大学院生命情報専攻修了。博士号を取得後、特許庁を経て、うまくいく人とそうでない人の違いを研究する会社を設立。
30秒~1分で疲労リリース 脳のためにできること
ダメージを受け、いったん萎縮した背外側前頭前野もデフォルトモードネットワークをオンにするこまめな脳疲労リリースで、新しい神経細胞がつくられ復活!
ウォーキングでいつもと違う道を通る
ウォーキングはデフォルトモードネットワークに入るのに有効な手段。ただし同じ道ばかりを歩いていると、そのモードに入りにくくなってしまう。こんなお店があったんだ、とかキレイな花が咲いているなという新鮮な気持ちが、脳のネットワーク切り替えをスムーズに。
動画や写真で良いので「緑」を眺める
植物の緑は、そこに水があることの象徴。古代人から受け継いだDNAで、緑を見ると生きるために必要なものがそこにあるとわかり、私たちは安心。安心するということは脳が休まるということなのです。
40~50分に1回椅子から立ち上がる
座りっぱなしは姿勢が悪くなりやすいだけでなく、同じ場所にいつづけることを脳の「場所細胞」が認知し、慣れが発生。脳の働きが緩慢に。40~50分に1回は立ち上がり、トイレにいくなど少し歩いて。
“ケンタ”ではチキンナゲットを選ぶ
脳疲労を取り去るには食事も大切。イミダゾールジペプチドは背外側前頭前野の萎縮のケアにアプローチ。多く含まれる食材は鶏の胸肉。ケンタッキーフライドチキンで食べるならもも肉のフライドチキンではなく、胸肉のナゲットを。
「ささやかな幸せ」を思い出す
疲れた脳も、幸せを感じた瞬間に活性化。こまめに「ささやかな幸せ」を思い出すことで脳疲労の回復に。大きな幸せである必要はなく、「通勤電車が空いていて、地元の駅から座れた」などごく日常的な成功体験でOK。
\エディターおはぎが1週間実践!/
「緑」を頻繁に見るべくPCのデスクやスマホの壁紙に設定すると、デジタルに触れながらもリラックス効果を実感! また寝る前に今日あった良かったことを5つ思い浮かべるようにすると音を流さずとも眠れ、翌朝もポジティブに。 MAQUIA 1月号 イラスト/腹肉ツヤ子 取材・文/小田ユイコ 構成/萩原有紀(MAQUIA)