「私が見てほしいのは…」グラビアアイドルでプロレスラー・勇気みなみが語る決意「可愛いと思われればいい」から変わったプロ意識《特別グラビア》
アイドルグループ「CLIPCLIP」のメンバーでグラビアでも活動する南ゆうきは、2023年の8月26日にプロレスラーとしてデビューした。舞台はアイスリボンの後楽園ホール大会だった。 【グラビア写真】勇気みなみの妖艶なグラビア姿&リングで魅せる健康的な肉体美。グラビアアイドルでプロレスラーの活躍を実際の写真で見る。 その1年後、今年の8月19日には5月に旗揚げしたばかりのマリーゴールドで“再デビュー”。リングネームは芸名の「南ゆうき」から「勇気みなみ」に変えた。この短期間に何が起きたのだろうか。
“映画の企画”からプロレス団体に入門
アイスリボン入門は、映画の企画だった。プロレスを描く映画『希望のリング』の出演者が、実際にプロレスデビューするというもの。芸能界からのプロレス挑戦は、もう長いこと女子プロレスの潮流になっている。アイスリボンの象徴とも言える藤本つかさや、現在アメリカのAEWで活躍する志田光も同様の映画企画からデビューし、プロレスを軸足にすることを選んだ。 映画『THE CHALLENGER-希望のリング-』出演のためプロレスに挑戦したのは当然ながら役者が多かった。一方、「南ゆうき」はライブアイドル兼グラドル。デビュー戦では勝利したが、その後は勝ち負け以上に「可愛さ」を意識したという。 「相手に勝ちたいというより、その日の大会で一番拍手をもらったとか、一番可愛かったとか、そういうところを目指してました」 自分を見てもらえるという点で、彼女にとってプロレスは最高のジャンルだった。キャリアの初期にはファッション系のモデルもやってみたが、今一つピンとこなかったそうだ。 「ファッションモデルは、お洋服を引き立たせるための存在じゃないですか。主役は服なんですよ。だったら私は水着や下着のグラビアがいいなって。私が見てほしいのは私。露出が多い水着は恥ずかしい時もありますけど“可愛いおっぱいでしょ”って気持ちでやってます(笑)」
“アイスリボンの可愛い担当”とは別の道に…
アイスリボンでのコスチュームはセーラームーンがモチーフ。グリーンはアイドルとしてのメンバーカラーだ。確かに、プロレスは実力、勝ち負け以外の魅力もある。それがファンにとってチケットを買う理由になるのであれば、一概に否定されるものでもない。もしかしたら彼女もこのまま“アイスリボンの可愛い担当”になっていたかもしれない。だが、分岐点は意外な形でやってきた。 映画の企画自体が撮影前に頓挫してしまったのだ。団体は急遽、別作品の製作に動くが、当然すぐにというわけにはいかない。 「プロレスの練習に時間を取られながら、新しい作品の撮影が決まるのを待つしかない状態で。それだと順番が違いますよね。もともと映画出演のためにプロレスの練習をして、試合デビューもしたはずなのに」 4月、契約満了とともにアイスリボンを退団。その頃、新団体マリーゴールドが旗揚げの準備を進めていた。スターダムの創設者・ロッシー小川氏が率いる団体だ。選手にもジュリア、林下詩美などスターダム離脱者が何人もいた。 「実は所属してるアイドルグループのプロデューサーがプロレス大好きで。そういうこともあって、マリーゴールドでもう一回プロレスを頑張ろうと。このまま終われないなって」
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