アドレスが良くなる8つのチェックポイント! とくに注意しなければいけない点はどこ?
レッスンプロを育成(指導)するレッスンプロの先生が教える「ゴルフの教科書(基本)」。フルスウィングしたときに気持ちよく振れるように「ハーフスウィング」からレッスン中。今回は「アドレスのチェックポイント」を解説する。【レッスンプロの先生とレッスンプロの教科書から学ぶゴルフの基本㉑】 正しいクラブの握り方がわかる13の手順(15コマ)
アドレスのチェックポイントは8つある!
GD スウィングの完成度を高めるために必要なこととして、クラブを上げるときの重要ポイントを学びました。次は上げたクラブをフォローサイドへ振っていくときに必要なことに取り組む流れですが、その前にアドレスの重要性を知っておいたほうがいいということでしたね。 原田 はい、アドレスは「イメージクロック」の6時。アドレスが良くなければ、クラブを正しく上げることはできませんからね。そこで、私たちのカリキュラムにある正しいアドレスを作るための8つのポイントを理解してもらいましょう。 GD 8つも……、ですか?
"スタンス幅"と"つま先の向き"
原田 少し多いかもしれませんが、全部が大事なことなんです。今回はその8つのポイントを最初に説明します。まずひとつ目は「足の幅」です。 GD スタンスですね? 原田 そうです。よく足の幅は肩幅くらいというんですけど、私たちのカリキュラムでは、前に取り組んだ体幹ターン、いわゆるボディターンですけど、それができる足の幅を推奨しています。 GD つまり右から左への体重移動を伴った回転がしっかりできるくらいの幅ということですか?
原田 そういうことです。ですから、広すぎるのはいけません。2つ目は「両足つま先の向き」です。両足つま先の向きは右足がターゲットラインに対して、できるだけ直角にしてください。左足はつま先をやや開きます。 GD 左のつま先はどのくらい開けばいいですか?
前傾角度と姿勢のポイント
原田 30度くらいが目安になります。3つ目は「姿勢」です。まず腰を引いて上体を前傾してからひざを軽く曲げます。このとき、ひざから先に曲げちゃだめです。 GD その姿勢をつくるときの目安みたいなものはありますか? どれだけ上体を前傾したらいいか、どれだけひざを曲げたらいいかとか。 原田 ありますよ。前傾しないで真っすぐに立っているときは、肩の前から真下に下ろした線はおおよそ足の甲あたりにきます。前傾したときの目安は肩の前から真下に下ろした線がつま先を指すようにしてください。ひざの前から真下に下ろした線は足の親指の付け根のあたりにくるようにします。これが目安ですね。 GD やってみると、確かに安定感があります。