「もっとオープンな形で性の問題を」山口百恵(当時21歳)は鋭い発言…“女子中学生の妊娠”に驚愕、『金八先生』第1作が広げた波紋
「いわゆる学園物というんじゃないのをやってヨ」と息子から注文
小山内の息子の利重剛は、母から中学を舞台にしたドラマを書くと聞かされ、《いわゆる学園物というんじゃないのをやってヨ。中学生が見て、ウン! これはボクたちの番組だ、そう思うようなのを書いてよ、つくりものじゃあなくてさ》と注文したという(小山内美江子『25年目の卒業 さようなら 私の金八先生』講談社、2005年)。このころ彼は熱海の実家を離れ、東京の高校に一人暮らしをしながら通っていたが、中学時代の同級生たちに電話をして、母のもとへ中3のときの教科書を持って来てくれるよう呼びかけるなど協力を惜しまなかった。 息子の注文もあって、『金八先生』はまさに「つくりものではない」ドラマとなった。小山内によれば、じつは「十五歳の母」にも“仮のモデル”がいたという。 「15歳の少年少女に性行為を認めさせなければ…」『金八先生』で描かれた“女子中学生の出産”「命を削って書いた」ドラマ現場で起きていたこと《視聴率39.9%》 へ続く
近藤 正高
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