阪神2軍は5失策で大敗 2失策の野口に和田監督「今のままじゃだめだな」一問一答
「ウエスタン、中日9-2阪神」(20日、ナゴヤ球場) 阪神2軍は5失策など守備の乱れもあり、大敗した。先発の富田は五回まで上々の投球を見せたが、六回に自身の失策も絡んでピンチを招き、押し出し四球などで失点。100球を投げ、6回7安打2失点だった。 打線は八回まで3安打に抑えられていたが、九回に石森から遠藤が右前打でチャンスメーク。渡辺、野口とつなぎ、原口の犠飛、栄枝の適時打で2点を奪い、意地を見せた。 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。 -先発の富田は。 「ピッチング内容は悪くない、どっちかというと良かった方じゃないかな。ただ、一つの守備から。野手もかなり足引っ張ったけど、その中で踏ん張りながら、自分のミスでね、その後も切り替えられない感じで失点してるから。ピッチャーの守備は身を助けるっていうけど、逆もあるからね。どんなにいいピッチングしてても、フィールディングでっていうのはもったいない失点の仕方。あそこまで踏ん張れてたんだけどね」 -失策が失点に絡んだ場面がいくつかあった。 「ちょっと条件が変わると。寒かったり、風が強かったりっていう中での対応力がまだ足りないかな」 -野口は2失策。守備が課題。 「バッティングと同じくらい興味持って守備をしていかないと、打つだけの選手になってしまうので。きょうのミスをきっかけにして気持ちを入れ替えないと。今のままじゃだめだな」 -打線は最後に意地を見せた。 「これが明日につながるとかそういうことではなくて、最後の1打席も無駄にせんようにっていうことを開幕前から言ってるので。何点差だろうが、1打席、1球、ピッチャーは1イニングっていうところを大事にしようとやってきてるから。そういう意味では0で終わるのとまた違うし、最後の最後までそういう気持ちは出てたかな」