1年半で98店舗に拡大 24時間スイーツ無人販売店【Bizスクエア】
店頭に並ぶスイーツの価格帯は700円や1000円を超えるものなど、コンビニスイーツと比べて高価格帯の商品が並んでいる。久保田社長は商品選びでは、価格や味はもちろんのこと、「SNS映え」を強く意識しているという。 ――コンビニスイーツとの競合は? 「24スイーツショップ」創業者 久保田翔也社長: 競合とは考えていない。インスタ映えする商材を主に取り扱いしていくところで、日常的に利用するのは、コンビニなど。24スイーツは「非日常」というところで、1か月に1回とか、2か月に1回利用してくれればいいというイメージ。たまに友達とか家族で集まるようなときに24のスイーツを手土産に持っていく。そういう利用シーンを想定している。 ――24時間無人販売「ギョーザ」と「スイーツ」違いは? 「24スイーツショップ」創業者 久保田翔也社長: 商材の自由度や幅みたいなところでいくと、スイーツは強いかなと考えている。 広島県内に出した2つの直営店の反響を受け、フランチャイズ展開に乗り出して以降、わずか1年半で全国に98店舗を展開している。地方都市を中心に出店し、中にはオープン1か月で2000万円を売り上げる店舗も出ている。 ■24時間スイーツ無人販売 全国98店舗に拡大中 2023年の4月から愛知県内で24スイーツショップを2店舗経営するこちらのオーナーは、工場内の省人化のための機械を設計・製造する会社の社長を務めている。 24スイーツショップ「岡崎矢作店」「豊田店」渡邊貴晃オーナー: 本業の方でも採用がなかなか難しかったりしている。無人というだけで雇用に困らないし最悪自分でやればいい。 渡邊オーナーの経営する店舗では、現在は平日で1日あたり20組。週末や母の日などのイベント前は100組近い来店があり、順調に黒字経営が続いているという。 24スイーツショップ「岡崎矢作店」「豊田店」渡邊貴晃オーナー: 立地が一番大事というところは久保田社長も重要視している。