渡邊雄太 日本復帰の決断は「変わっていた可能性は十分にある」 楽しいバスケを再確認したW杯
NBAで日本人最長6シーズンを戦い、20日に自身のSNSで日本でプレーする決断をした渡邊雄太選手。日本でプレーする決断が変わっていた可能性について言及しました。 【画像】日本でのプレー発表後、テレビに生出演した渡邊雄太選手 渡邊選手は20日、自身のSNSで「今年から30歳になる中で、楽しくバスケットできたらというのが1番ある。日本に帰って、日本(Bリーグ)もレベルが高くなっているので、その中で自分がどれだけやれるか模索しながらばちばちやっていく楽しさを日本で感じられたら」とグリズリーズを退団し、日本でプレーすると明言しました。 この決断には、「自分のやりたいバスケットがやりたい、楽しんでやりたい」という思いが最も大きかったという渡邊選手。2023年のW杯で“楽しいバスケット”を改めて感じたと言います。 渡邊選手はW杯での戦いを「バスケットやっているなと感じましたし、本当にすごく楽しかったので、バスケットの楽しさを改めてあそこで感じました」と話し、W杯でパリ五輪の切符を手にしていなければ今回の決断は変わっていたかという問いには、「変わっていた可能性は十分にあるんじゃないかなと思います」と答えました。 自身で道を切り開いたパリ五輪は、予選ラウンドでW杯覇者のドイツや強豪フランスと同グループと、苦戦が予想されます。渡邊選手は「本当に大変な戦いになるのは間違いないですけど、自分たちがつかみ取ったパリへの切符なので、しっかり自分たちのバスケットを見せつけて目標であるベスト8目指して頑張りたいと思っています」と意気込みを語りました。