50~60歳代、団地ひとり暮らしの「せまい」空間を最大限広くするシンプルな3つの工夫
間取りに対してスペースが狭い団地で豊かに暮らすならスペースに関する工夫がかかせません。 【工夫術の実際の写真をすべて見る】押し入れをどう工夫する? 団地をちょっと広くする「みんなの知恵」を見て取り入れよう 本記事では50歳代、60歳代の団地一人暮らしの方に実践してもらいたいスペースの活用術・収納術をお伝えします。 また、最後に日本の住宅事情がわかる統計データも紹介します。 豊かな暮らしのヒントとして参考にしてください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
50歳代、60歳代の団地一人暮らしは、狭いスペースをいかに広くするかが住みやすさのカギ
部屋数の多さが重視されたことから、間取りのわりにせまいことが特徴となる団地。 そんな団地で豊かに暮らすなら、スペースの活用法はぜひ考えたいところです。 今回は50歳代、60歳代の方にもぜひ試してもらいたい、団地のスペースにゆとりを生む、3つの工夫を紹介していきます。 気になったものからぜひ試してみてください。
団地住まいのコツ1:押入れを活用してスペースを最大化する
団地を広く見せるなら押入れのふすまを外してみるのは1つのアイディアとなるでしょう。 ふすまを外すことで空間がより広く見えるほか、収納スペース以外としての活用方法も見えてきます。 たとえば、リビングの押入れのふすまを外して、上段にPCをおいてみましょう。 ネットサーフィンや仕事場として活用できます。 電気スタンドを置けば夜の読書スペースにも。 ぜひ自分なりの作業スペースに作り変えてみてください。
団地住まいのコツ2:収納は吊るす・掛けるも念頭に
収納といえば、カラーボックスや本棚などついつい「置く」ものばかりに頭がいきがちかもしれません。 「置く」だけだと上部の空間がデッドスペースになってしまいます。 そこでおすすめなのが「吊るす」、「掛ける」も念頭におくこと。 S字フックを活用すればすぐに地面以外も収納スペースにできるでしょう。 ドアにかける帽子ハンガーなんてアイテムもあるので、省スペース化に貢献できそうなものをネットなどで探してみることをおすすめします。
団地住まいのコツ3:捨てられるモノは思い切って捨てる
こう言うと元も子もないのですが、結局のところ、モノが多いほど生活スペースは狭くなってしまいます。 50歳代、60歳代になると思い出の品も多くなり、なかなか捨てるに捨てられないモノも多くなりますよね。 しかし、今はデジタルの時代です。 たとえば、使っていたノートやアルバムの写真などはデジタルデータにして保管することもできます。 もちろん、実物とデジタルデータはまったく同じではありません。 実物だからこそ味があるものも、デジタルになると味気なさを感じることもあるでしょう。 なので、「これはデジタルでもいいかも」と思うものをまずは見つけてみることから始めてみるとよいでしょう。