日体大柏が市原八幡に3-0で完封勝利!3回戦進出を決める
6月1日、令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選の2回戦が千葉県内各地で行われ、日体大柏が市原八幡に3-0の完封勝利をおさめ、3回戦進出を決めた。 【フォトギャラリー】日体大柏 vs 市原八幡 前半4分、市原八幡の急襲でヒヤリとさせられたものの、地力に勝る日体大柏が序盤から試合のペースを握った。11分、右サイドDF5齋隼輔(3年)のクロスをゴール中央でMF8那須陽太(2年)が頭で合わせて先制。 さらに日体大柏はMF6加藤大雅(3年)の小気味よく、かつ適切なパスでチャンスを広めるだけでなく、セットプレーでもMF6加藤の正確なキックがいかんなく発揮され、相手を押し込んだ。 ただボール保持率は高いものの、相手の厚い守備を崩しきれず、決定機はそれほど多くはなかった印象だ。 どうしても守勢に立たざるを得ない市原八幡にとっては1失点したものの、前半はある程度、想定内の戦いだったはず。 試合前のミーティング、市原八幡のベンチでは、「気持ちを入れて戦おう」、「守備では距離を近く」、「守備のラインは下げすぎず、相手を引きこむような守備をしよう」、そして「後半、必ずチャンスはある」と選手に指示が送られた。 その甲斐あってか、32分には、市原八幡が背後を突きカウンターを仕掛け、ゴールにあと一歩まで迫り、日体大柏を慌てさせた。 市原八幡としては1点差で折り返したかったが、日体大柏がその展開を許さなかった。 前半終了直前アディショナルタイム、日体大柏FW9関口慶次郎(3年)が追加点をあげ、2-0で折り返した。 後半、両チーム、選手を入れ替え、修正と打開を図ったが、ショートパスとサイドチェンジを多用する日体大柏のペースは変わらなかった。後半17分、替わったばかりのFW21安塚悠真(1年)が頭で押しこんで、チーム3点目を決め、決着。 試合は日体大柏が3-0で市原八幡を下し、3回戦に駒を進めた。なお、3回戦の相手は君津となった。 (文・写真=佐藤亮太)