佐々木朗希争奪戦 「入札」ではなく「リクルート」 ツインズ「組織や価値観」など金銭以外でアピール
大リーグ公式サイトは14日(日本時間15日)、ポスティングシステムでメジャー移籍を目指すロッテ・佐々木の争奪戦について「入札競争」ではなく「リクルートメント(採用活動)」と報じた。 マイナー契約しか結べない「25歳ルール」のため契約規模は最大755万5500ドル(約11億6400万円)。資金力で劣るツインズのデレク・ファルビー編成本部長が「組織や価値観、文化をどう伝え、彼にとって最適な選択肢である理由をどう伝えるか」と金銭面以外のプレゼンテーションに意欲を持っていることを伝えた。 佐々木の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏もウインターミーティングで「中規模市場のチームの方が有益かもしれない」と発言。パドレスやドジャースが有力視される中、金銭で差が生まれにくい分、育成プランやプレー環境などのアピール合戦になりそうだ。 ≪ロッテ・朗希、阪神・青柳、中日・小笠原 3人がポスティング申請≫海外FA権を持たない選手が米大リーグに移籍するためのポスティングシステムは申請期限を迎え、今年はロッテ・佐々木、阪神・青柳、中日・小笠原が手続きした。交渉期限は日本時間で佐々木が来年1月24日午前7時、青柳が同18日午前7時、小笠原が同25日午前7時となっている。