ひざの"ねじれ"あなたは大丈夫?…100年歩き続けるために!ひざのねじれ改善法
ねじれからくる痛みの見極め方
先生によると、ねじれによる痛みは「長時間止まった状態からの動き始め」や「坂や階段を下る」ときが多いとの事。歩行時のひざへの負担は体重の約2.8倍、階段の下りでは体重の約5倍もの負担がかかると言われているそうです。そのため、ねじれにより軟骨がすり減っていると、急激に体重がかかる動き始めや、階段などで痛みが出てしまうのだとか。長時間ひざを使った事による痛みは問題ないそうですが、じっとしている時に痛む場合や、何かをきっかけに急激な痛みが出現した場合は、一度整形外科を受診しましょう。
毎日継続!日常の"ながら"でできる!ひざのねじれ対策!
<洗濯し"ながら"ひざのねじれ対策「ハーフスクワット」> ハーフスクワットで鍛えられるのは、ももの前側の「大腿四頭筋」。鍛える事でひざの位置を安定させ、ねじれの食い止めに効果が期待できるそうです。洗濯物を干しながらひざのねじれを予防しましょう。 ▼足は肩幅に開き胸・ひざ・つま先を一直線にする ▼スクワットの要領でひざを曲げる ※ひざ痛・腰痛のある方は無理をせずに行なってください。 ≪ポイント≫ ひざを曲げる時は、通常のスクワットの半分程度曲げればOK!10回1セットを3セット、毎日続けましょう。 <座り"ながら"ひざのねじれ対策「タオルギャザー」> タオルギャザーで足の裏の筋肉が鍛えられると、歩く際のバネやクッションの役割を果たす土踏まずのアーチがしっかりと維持されるようになるのだとか。これにより、歩行時のひざへの負担が軽減されるそうです。 ▼床にタオルを敷く ▼椅子に座った状態でタオルを足の指で手繰り寄せる ≪ポイント≫ スピードは自分のペースで大丈夫。立って行なってもOKだそうです。事務作業やPC仕事、テレビを観ながらねじれを予防しましょう。 <寝"ながら"ひざのねじれ対策「ゴロゴロひざストレッチ」> ▼仰向けに寝て片ひざを立てる ▼反対側のひざを伸ばしたまま15cmあげ3~5秒キープ ▼左右の足10回ずつを1セットとし1日3セット行う ≪ポイント≫ 足を上げるときは、足先をしっかり上に向けるように意識してください。就寝前のスキマ時間に"ながら"でねじれ対策をしましょう。 <トレーニングを継続しましょう> 100年歩き続けるためには、大腿四頭筋の筋力を落とさない事が大切だそうです。そして、ひざのねじれは放置せずに自分でできるトレーニングを継続的に行う事が大事なのだとか。先生によると、手術の技術が向上しているため、もしも悪化しても手術の選択肢があるそうです。 (2024年9月22日(日)放送 CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』より)
CBCテレビ