ひざの"ねじれ"あなたは大丈夫?…100年歩き続けるために!ひざのねじれ改善法
ひざのねじれの原因と改善法(1)外ねじれ
<外ねじれ=ガニ股・O脚気味> 先生によると、外ねじれはいわゆるガニ股・O脚気味。ひざがねじれている人のうち日本人の9割以上が外ねじれに当てはまるといいます。外ねじれの場合、軟骨がすり減ったひざの内側に体重がかかるため、骨同士がぶつかり合って内側に痛みが生じてしまうそうです。また、外ねじれになると「骨盤後傾」と言って骨盤が後方に傾くのだとか。これにより、骨盤周辺に負担がかかり腰痛や股関節痛が起きる事もあるそうです。 <外ねじれの原因は?> ひざの軟骨は加齢によって脆くなりますが、しゃがんだり立ったりという動作を繰り返す事は、軟骨により負担をかけやすく、すり減りを加速させてしまうのだとか。放置してねじれが悪化すると、最悪歩けなくなる恐れもあるそうです。 <ねじれ以外のO脚の原因> O脚は、ねじれ以外に先天的なものや筋肉のバランスによって引き起こされる事もあるそうです。 <ひざの痛みを食い止める予防トレーニング> 外ねじれの方にオススメなのは、ひざを安定させる大腿四頭筋が鍛えられるトレーニング。大腿四頭筋は、ひざの負担を吸収するクッションのような役割をする筋肉。鍛えることで、ひざにかかる負担が減り、痛みの改善も期待できるそうです。 ▼脚を伸ばした状態で座る ▼片方のひざの下に丸めたバスタオルを挟む ▼つま先を天井に向け ひざでタオルを押し潰すように床の方向に力を加える ▼10回1セット、1日3セットを目標に毎日続ける
ねじれの原因と改善法(2)内ねじれ
<内ねじれの原因は?> 先生によると、内ねじれの人は、内股・X脚気味。外ねじれと違い、先天的なものがほとんどだそうです。ただし、猫背のような悪い姿勢を続けていたり、普段から足を組んだりする癖があると、骨盤が歪み内ねじれになる事もあるのだとか。内ねじれの場合は、ひざの外側に負荷がかかり痛みが生じてしまうそうです。 <ひざの痛みを食い止める予防トレーニング> 内ねじれの人は、内股気味になる事でひざに負荷がかかるため、普段から足の外側に体重をかけるよう意識して歩くのがオススメ。小指の方に少し力を入れるようなイメージで歩くと良いそうです。