「自分自身にも、チームにも満足」 角田裕毅、悔しい最終戦の後で今季をポジティブに総括! 専門メディアは「アブダビでは最後の輝きも躍進も見られず」
今季F1の最終戦となるアブダビ・グランプリは12月8日に決勝が行なわれ、ビザ・キャッシュアップ・RB(以下RB)の角田裕毅は12位でチェッカーフラッグを受けている。 【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅の車から離れたオフの表情を厳選して紹介! コンストラクター、ドライバーの両ランキングで順位を上げるべく11番グリッドからスタートした角田だったが、いきなり出遅れて19番手まで落ちてしまい、そこから巻き返しを狙って入賞圏を走るラップもあったが、ライバルたちとのバトルでは抵抗は見せるもオーバーテイクを許してポイント獲得はならず。個人の年間ポイントは30で12位、RBは46ポイントの8位でシーズンを終えることとなった。 レース後、彼は「残念ながら、今日のレースはスタートでほぼ終わったようなものです。正直、何が起きたのか正確には分かりませんが、クラッチが引っかかったように感じました。また、ピットストップした時も、上手く止まるのに苦労しました。スタート時に何が起きたのかをエンジニアたちと後で確認します。その後はベストを尽くして幾つかポジションを取り戻しましたが、残念ながらポイント圏内には届きませんでした」とチームの公式サイト等を通して振り返り、以下のように続けている。 「この1年を振り返ると、チームとして全力を尽くしたと思うし、自分自身のシーズン全体のパフォーマンスには満足しています。ただ、シーズン最終戦を良い結果で締め括れなかったのは残念です。チームのみんなへの感謝の気持ちを示す意味でも、良い結果で終えたかったです」 メディアのインタビューでは、スタート失敗の原因について「99%の確率でクラッチがロックしていたと確信しています。僕はこれまでスタートでエンストしたことは一度もないし、手順にミスもありませんでした。良いレースをしたかっただけに悔しいです。全力を尽くしましたが、難しいレースでした」と明かしたが、今季についてはポジティブに総括した(フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』より)。 「最後のレースとして素晴らしいものにしたかったですが、今季やってきたことには誇りを感じています。自分自身にも、チームにも満足しています。目標を達成することはできませんでしたが、チームとともに100%の力を注いできました。それが一番大事なことだし、来季また新たなチャンスがあります」
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