蛇年の新年、幸運を呼ぶシロヘビに実際に会える 金運向上 健康長寿を願い岩国白蛇神社に初詣 広島の宮島水族館では干支の蛇に似た生き物展
蛇年を迎え、幸運を呼ぶといわれるシロヘビが実際に生息する山口県岩国市にある「白蛇神社」は初詣客で賑わった。 【画像】幸運を呼ぶシロヘビ
岩国に生息するシロヘビにはご利益が
「岩国のシロヘビ」は岩国市周辺に生息する白いアオダイショウで、国の天然記念物にも指定されている。 「岩国白蛇神社」は、このシロヘビにちなみ2013年に建立された神社。 シロヘビは、長年、地元の守り神として崇められてきたが、脱皮を繰り返す蛇にあやかり、金運や健康長寿のご利益があるとされ、神社には、全国各地から参拝客が訪れる。 初詣の参拝者には「家を建てるためにお金が必要なのであやかりたいと思って」と金運向上を願う人や「今年はいい年になる予感がするので、蛇年で粘り強くできれば」という人など、願掛けは様々。 岩国白蛇神社の隣には生きたシロヘビを見ることができる施設もあり多くの人が、験担ぎにと写真をとっていた。 神社には大晦日から三が日までにおよそ10万人が参拝に訪れ賑わった。
ヘビに似た生き物集めた水族館
一方、広島県の宮島水族館では、ヘビに似た生き物を集めた「へ~ビっくり!已己巳己(いこみき)展」が開かれている。 「已己巳己=いこみき」は互いに似ているものを例える四字熟語で、この企画展では、ウミヘビやウツボなど16種が集められている。 「ホタテウミヘビ」と「ダイナンウミヘビ」は歯は鋭いものの毒はなく、どちらもおとなしい性質。 「ハナヒゲウツボ」は、南西諸島などに生息していて、鼻が花びらのようにひらひらしているのが特徴。 ちょっと変わった生き物では、閉館した広島のマリホ水族館から譲り受けた「ジーベンロックナガクビガメ」も。 来館者の子どもは「いろんな模様があるから好き」と楽しんでいた。 この企画展は、小さな水槽で、子どもでも生き物を上から観察でき、展示方法が一工夫されている。開催期間は2025年4月6日まで。 (テレビ新広島)
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