キャサリン妃の妹ピッパと富豪の夫、ご近所トラブルが勃発
観光施設でビジネス運営?
マシューズ夫妻がカウンシルに提出した書類には、子供用の屋内プレイ・バーン、屋外席のあるカフェとファーム・ショップを建設する計画が書かれていたという。所有する城を観光施設として利用し、維持費を捻出する貴族のビジネスを彷彿させる計画だ。夫妻は経済的に困っているわけではないので、あくまでも趣味の範囲? ただしニュースサイト、バークシャーライブによると、夫妻は屋外席に屋根を設置する許可を申請するのを怠っていたと報じられていた。
ふたりが所有するバックルベリー農場
しかし地元住民の懸念は最終的に退けられ、マシューズ夫妻は許可を得てロッジや倉庫、100台収容の駐車場などを建築。夫妻が所有するバックルベリー農場は現在、夏の宿泊はもちろん、パーティーや各種イベント、ヨガやピラティスのセッションなどに利用される素敵な観光地となっている。インスタグラムによると入場料は大人1名と子ども1名で5ポンド(月~木)、子どもが2名以上の場合は3ポンド追加。金曜日はそれぞれ8ポンドと4ポンドに値上がりする。大金をかけて観光地に作り替えた農場を有料にしているのは理解できるが、夫妻はもしかしたら私有地である小径からも通行料を徴取したいの?
幼い子供のためにプライベートを確保したいふたり
実際のところ、小径の通行禁止は、マシューズ夫妻にとっては自分たちの権利を行使しているだけ。アーサー(5歳)とグレース(3歳)、ローズ(2歳)という幼い子どもを持つ親としては、知らない人が私有地を勝手に出入りするとあっては不安も募るだろう。この騒動を取材したメール・オン・サンデー紙やタトラー誌の記者たちは表立って記事化していないが、地元住民のなかにはそんな夫妻に理解を示す人もいるはずだ。ただ一方的に通行禁止と宣言した手法に地元民が違和感を感じたのは間違いない。
小道の所有権は果たして誰に
夫妻のハイウェイ宣言を受けて、地元有力者が反対申請を開始。プライベート・ドライブに続く小径を公道と宣言することを求める書類が提出された。ウェスト・バークシャー・カウンシルは2025年に決定を下す予定だが、それまでは土地の所有者であるマシューズ夫妻が小道に関しては独自の制限を課すことができるとのこと。