キャサリン妃の妹ピッパと富豪の夫、ご近所トラブルが勃発
地元に馴染んでいたコンラン卿
近くのキントベリー村の人気者だったと伝えられている故コンラン卿は当然ながら、バートン・コートのプライベート・ドライブに続く田舎の小道を地元の人々が使うことを許可していた。彼が購入するよりもはるか以前から一般的に使われている小径であり、地域に馴染んでいたコンラン卿は地元のしきたりを重視していたのだ。
一方ピッパ夫妻は...
しかし、新住民となった夫妻は村人に敷地内を通ってほしくないもよう。夫妻はこの小道を立ち入り禁止にすることを決め、現在は<私有地です: 一般人の立ち入りは禁止><立ち入り禁止>と警告する看板が地所内のあちこちに立てられているという。
憤りを露にする現地住民
夫妻の突然の「通行禁止令」に驚いたのが地元の人々で、騒動を取材したメール・オン・サンデー紙によると、多くの住民が憤っているようだ。同紙は地元民の声を拾っていて、「私は散歩が好きだし、あそこを歩けない理由がわからない。私は50年間あそこを歩いてきた。テレンス卿が所有していたとき、彼は何の反対もしなかった。私たちは歩き回る権利を持つべきだと思います」、「この人たち(マシューズ夫妻)は自分の所有地を過保護にしているようです。私はそれが正しいとは思いません。私たちは静かな村人です。この辺りでは破壊行為はありません。張り紙ばかりで、私たちVS彼らみたいな状況になっています」、「歩道が閉鎖されたのは残念だ。地域のアメニティを村から奪っている」といった不満が羅列されている。
その他にも土地に変革を求めるふたり
実はマシューズ夫妻がウェスト・バークシャーの広大な土地を変えようとしたのは、これが初めてではなかった。彼らはバートン・コートと地所に加えて、隣にある農場、愛称バックルベリー農場も150万ポンドで購入していた。さらに昨年、夫妻は城壁に囲まれた広大な庭園を掘り起こし、大きなプールを設置。この際にピッパと夫は古代の壁の上に建物を建てることを提案しているという。そのため地元カウンシルでは「歴史的建造物」に対する懸念が提起され、提起書にはマシューズ家の壮大なリフォーム計画が必要とする大規模な掘削によって近くにある「中石器時代の遺跡」が破壊される可能性があると記されているという。