LDKにキッズスペースと書斎がつながる間取り。家事とテレワークが快適、将来の変化にも対応
家づくりの際に「キッチンから見えるキッズスペース」にこだわった2階建て住宅を紹介します。キッチンは書斎とつながっていて、テレワークも快適。キッズスペースは役割を終えたら、勉強部屋になる予定です。将来の暮らし方にも対応しやすい、間取りの魅力をお伝えします。
キッチンから見えるキッズスペースが欲しい
筆者は夫婦と2人の息子(3歳、0歳)の4人家族。2022年に地元工務店で、2階建ての家を建てました。 以前の家は、長男(当時1歳)が自由に遊べるスペースが、キッチンからは見えにくい間取り。子どもを見守りづらく、気になって思うようには家事が進まず苦労しました。 ですから、マイホームを建てるときは、「絶対にキッチンから見えるキッズスペースをつくる!」と決めていたのです。
家づくりのテーマは「互いの気配が感じられる家」
筆者は、間取りを考える際、「互いの気配が感じられる家」をテーマに検討しました。まず浮かんだ案は、各部屋の気配が感じられる、吹き抜けのリビングに階段を設けた間取りでした。 しかし懸念点は、子どもが自分の部屋に行くときに、リビングを通らなければならない点。思春期になると窮屈に感じるだろうと思い、この間取りは却下しました。 そして、さまざまなプランを検討した結果、行きついたのが、リビングの近くにキッズスペースを設け、多目的に使う間取りです。 さらに、夫が欲しがった書斎の位置も、リビング横に設けました。結果、LDKのすぐ近くに、キッズスペースと書斎ができ、お互いの気配をいつも感じていられる間取りに。 この間取りにしてよかったと思っています。さっそく、実際に住んでみてメリットに感じたことをレポートします。
キッチンから子どもを見守りながら家事ができる
こちらはキッチンからの眺めです。キッズスペースは引き戸で仕切り、あければLDKの一部になるようにしました。 以前住んでいた家では、親の姿が見えずに子どもが泣くことも。そうしたことが少なくなり、キッチンでの作業もスムーズに。いまでは兄弟で遊ぶ姿を見守りながら、家事をこなしています。