LDKにキッズスペースと書斎がつながる間取り。家事とテレワークが快適、将来の変化にも対応
ときにはリビングも使ってのびのび遊べる
3歳になった長男は、オモチャのレールを広げたり、走り回ったり、遊びのメイン会場はリビングに。設計当初は「キッズスペースで遊べば、片づけもラクちんかも」と期待していた筆者にとっては想定外でした。 しかし、家族が集まる空間で、のびのび遊んでくれているので、よしとしています。
テレワーク時、急な来客もスムーズに対応可能
書斎も、リビング横にあることで便利です。テレワークのときもチャイムに気づき、すぐに対応できます。 また、扉を閉めるだけで隠せるので、いちいち広げた資料を片づける必要がなく、効率がいいと感じています。 キッズスペースも、リビングに広がったオモチャを押し込んで、引き戸を閉めれば片づけ完了。万事スムーズに対応ができます。
キッズスペースとしての役割が終わったら…
子どもが成長にあわせて、現在はキッズスペースとして使っている部屋の使い方も、変えていこうと思っています。
●小学生になったら、リビング学習のスペースに
下の子も小学校に入ったら、机を運び込んで勉強スペースになる予定です。このスペースで勉強してくれれば、リビング学習でダイニングテーブルを占領されずにすみます。 プライバシーを守りつつ、もう少し大きくなるまで目の届くこの場所で、過ごしてくれたらいいなと思っています。
●両親の介護が必要になったら、ベッドを置くスペースに
筆者の両親は現在64歳。子どもが巣立つ頃には、介護が必要になるかと想定したのも、このスペースをつくった理由です。書斎で仕事をしていれば、すぐ隣にいるので安心だろうと思います。 家事と育児を機嫌よくこなすために、LDKが少し狭くなっても、その近くに書斎とキッズスペースをつくることにこだわりました。結果、家族の気配を感じつつ、シーンに合わせてプライバシーも守ることができる間取りになり満足しています。
日刊住まい編集部