木村香純、“6度目の正直”で初のベスト8 準々決勝で惜敗も「新しい自分になれた大会」＜全日本卓球2024＞
＜天皇杯・皇后杯 2024年全日本卓球選手権大会（一般・ジュニアの部） 日程：2024年1月22～28日 場所：東京体育館（東京）＞ 【写真】伊藤美誠を下しベスト8入りした木村香純 27日、2024年全日本卓球選手権大会は6日目を迎え、女子シングルス準々決勝に木村香純（トップおとめピンポンズ名古屋）が登場。 木村は26日の試合では、6年連続のランク決定戦に臨み、初のランク入りを果たし「6度目の正直」と語り、続く6回戦では伊藤美誠（スターツ）にゲームカウント4-3で勝利し、会場を沸かせた。 準々決勝では横井咲桜（ミキハウス）に惜しくもフルゲームで敗れるも、自身初のベスト8を掴み取った。
木村香純コメント
社会人になって時間が過ぎるのが早いです。それは1日1日充実しているからだと思っています。 3年前に初めてTリーグに参加して、11勝できた経験がすごく活きています。（3rdシーズンシングルス6勝3敗、4thシーズンシングルス5勝9敗） でも、そこから結果が途絶えて、あのときの感覚、あのときの結果ってどうやって出せるんだろうって毎日毎日考えていて、気持ちが沈んでいくときも多くありました。 1回結果を出せたことで、次の結果を出したいという大会まで、「あの時の、あの時の」と過去を頭の中でぐるぐるしちゃっていたのですが、1番大事なのは違う自分を出していこうという考えだと思いました。 年々卓球自体も質が変わっていっていて、常に新しい自分、新しいこと、新しい考えを取り入れることは大事だと気づきました。今大会は気持ち的にもいろんなことに挑戦してやっていくことを目標にしてやっていました。 3年前の自分に囚われていたけど、今回は新しい自分になれた大会だと思います。
女子シングルス準々決勝
木村香純（トップおとめピンポンズ名古屋） 3-4 横井咲桜（ミキハウス） 11-7/6-11/11-9/11-9/4-11/7-11/0-11
ラリーズ編集部
