【萩S】関東馬テリオスララ逃げ切りで次走は阪神JFを視野に 鮫島駿「どんな競馬でもできそうです」
26日の京都8R・萩ステークス(2歳リステッド、芝外1800メートル)は、鮫島駿騎乗で2番人気の関東馬テリオスララ(牝・田島)が逃げ切って2勝目を挙げた。勝ち時計は1分48秒1(良)。1馬身3/4差の2着が1番人気のディアナザールだった。 6頭立ての少頭数らしく、前半1000メートル62・4秒というスローの流れをつくると、直線では一旦、1番人気のディアナザールに迫られるシーンがあったが、そこからさらにひと伸び。ライバルを突き放し、上がりもメンバー最速の33秒7にまとめた。 夏の北海道で実戦のみならず調教にもまたがっていた鮫島駿は、「夏以来のコンタクトとなりましたが、前に乗っていた通りいい感触でした。成長していましたし、輸送、京都、ワンターン、下りと初めての経験が多い中でよく走ってくれました。距離が延びても良さそうですし、どんな競馬でもできそうです」と太鼓判を押す。 記録が残っているかぎり、関東馬による萩S勝ちは初めて。これで牝馬クラシック戦線に堂々と名乗りを上げた。見守った田島調教師は「マークされるだろうとは思っていましたが、ひと伸びできたのはよかった。マイルがダメとは思わないし、ある程度距離にも対応できると思う」と今後の見通しについても言及。2歳女王決定戦・阪神JF(12月8日・阪神芝1600メートル)が視野に入れられる。
東スポ競馬編集部