SNSをリアルイベントにも活用! ノウハウや注意点を公開
準備段階から情報発信を!
さて、次に準備段階でもいろいろとやるべきことがあります。 決めたハッシュタグなどをみんなに知ってもらうために、発信を開始していきます。その前に事前発信コンテンツを決めておきましょう。過去にも開催されたイベントであればその際の写真や動画を参考に載せたり、開催ストーリーや参加者の声などを集めて投稿に生かしたりしましょう。 ハッシュタグを活用して、参加の申し込みをしてくれた人から「申し込んだよ!」「行きますよ!」といった投稿を促すことで、参加を迷っている人たちもSNS上のクチコミを見て参加したいと思ってくれるかもしれません。そのようにして参加者の不安を取り除くような発信をすることが大事です。
イベント開催中はクチコミを投稿してもらおう
では次にイベントの開催中に移りましょう!どんなイベントか、どんな人が来てくれるかということを随時発信していきましょう。そして、決めておいたハッシュタグを中のSNS上でもリアル開催の現場からも来場者に知らせていきましょう。 ハッシュタグをタップすると、そのイベントに関する情報がずっとタイムラインに並びますから、このことからも一貫したハッシュタグを使用することの大切さがわかりますね。そのように、参加の感想をリアルタイムに来場者に投稿してもらうことで、まだ迷っている人やこれから参加しようとしている方々にもどのようなイベントかというイメージが伝わりやすくなります。 そしてリアルイベントの場合は、ハッシュタグを使って投稿してもらったことを現場で見せていただくことで景品のプレゼントを行うキャンペーンを展開できます。そうすることでクチコミ(UGC)がさらに増えてSNS上でも盛り上がりが伝わります。
ちょうどWeb担当者Forumのイベントでも以下のような取り組みがなされていましたね。
イベントや展示会の開催期間中、SNS担当者は、ソーシャルリスニング(特定のキーワードがSNS上で投稿されているかを調べて役立てること)を行って来場者の感想などを拾い上げたりリポストしたりすることでさらに拡散していけます。 なおXでの投稿の言及数などを調べるには、「Yahoo!リアルタイム検索」が役立ちます。Yahoo!リアルタイム検索ではAIの判断で「ネガティブ」「ポジティブ」の割合が表示されますので「ネガティブ」な投稿を見かけたときも、参加者の不満などの投稿があれば次回の改善策に生かすなど、顧客理解に活用できます。 [参照:] Yahoo!リアルタイム検索