香取慎吾「2025年は国民的“ソロタレント”としてブレイク」するーー新たなポジションを確立するであろう、これだけの理由
もちろん同9日スタートの主演ドラマ「日本一の最低男」もあり、初回放送時には報道・情報番組やバラエティへの番宣出演もあるでしょう。春にはソロとして初の全国ツアーを行うことも発表されるなど、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さんとの新しい地図としてではなく、個人での活動がより期待できる一年になりそうです。 特にフジテレビの出演が多いのですが、かつて同局は「SMAP×SMAP」「おじゃMAP!!」のレギュラー番組があったほか、昨年4月30日には「まつもtoなかい」の初回ゲストとして中居正広さんとひさびさに共演。
今年8月17日にもメインMCを稲垣吾郎さんが務めるスペシャルドラマ「ほんとにあった怖い話」で主演を務めるなど、最も縁の深いテレビ局だけに、業界内外から「ついに完全復活か」という声があがっています。 この1カ月あまり筆者が民放各局を取材した限り、香取さんへの期待感は「多くの芸能人がいる中、最高レベルだろう」と思わせるものがありました。以下にその主な理由を掘り下げていきます。 ■「音楽番組」復活の流れに乗れる
「FNS歌謡祭」の放送中、ネット上には「慎吾ちゃんってこんなに歌うまかったっけ?」「ダンスもカッコイイし、アーティスト感がすごい」などの称賛の声があふれました。SMAP時代しか知らない人々はソロだからこそ際立つスキルの高さや、独立後のスキルアップを感じたのでしょう。 さらに香取さんはアーティストコラボも活発。最新アルバムでは、中森明菜さん、緑黄色社会、SOIL&“PIMP”SESSIONS、Night Tempo、乃紫など、レジェンドから若手までの幅広い顔ぶれとコラボしました。
「『FNS歌謡祭』がテレビ初出演」という札幌在住のバンド・Chevonにほれ込み、コラボすることで引き上げるような動きもあり、いかに本気で音楽に向き合い、楽しもうとしているかが伝わってきます。 現在、民放主要4局にはゴールデンタイムの音楽番組があり、「知名度と実力を併せ持つアーティストは1組でもほしい」のが実情。その点、香取さんは「FNS歌謡祭」で個人全体とコア層(主に13~49歳)の瞬間最高視聴率を獲得したこともあって、数字の面でも期待されているのです。