ナポリへの加入が決まったマクトミネイ [写真]=Getty Images

　ナポリは30日、マンチェスター・ユナイテッドからスコットランド代表MFスコット・マクトミネイが完全移籍にて加入することを発表した。 　現在27歳のマクトミネイは、5歳でマンチェスター・ユナイテッドのアカデミーに入団。以降は同クラブの下部組織で順調にステップアップを果たし、2017年5月にトップチームデビューを飾った。その後もマンチェスター・ユナイテッド一筋でプレーしており、これまで公式戦通算255試合出場29ゴール8アシストを記録。2023－2024シーズンは公式戦43試合に出場し、キャリアハイとなる10ゴール3アシストをマークした。 　1年の延長オプションが付随しているものの、マンチェスター・ユナイテッドとの現行契約が2025年6月30日までとなっていたマクトミネイ。以前からフルアム、ガラタサライ、フェネルバフチェなどによる関心が報じられており、今夏の去就には大きな注目が集まっていた。 　そんななか、移籍市場最終日となる30日になり、ナポリがマクトミネイの獲得を発表。イタリアメディア『フットボール・イタリア』によると、契約期間は2028年夏までの4年間で、年俸は300万ユーロ（約4億8000万円）だという。移籍金は3050万ユーロ（約49億円）と伝えており、ナポリから他クラブに移籍した際には移籍金の10パーセントがマンチェスター・ユナイテッドへと支払われるようだ。