尽誠学園PK戦制し決勝へ…高校サッカー、寒川は堅守で勝ち上がる
第103回全国高校サッカー選手権香川県大会(県サッカー協会、県高体連、西日本放送主催、読売新聞社など後援)は2日、高松市の県総合運動公園サッカー・ラグビー場で準決勝2試合が行われ、尽誠学園と寒川が決勝進出を決めた。決勝は9日午後0時5分、同会場でキックオフ。 【画像】延長前半、石川(右端)のヘディングで勝ち越す尽誠学園(高松市で)
激しい雨の中行われた第1試合は、尽誠学園がPK戦で接戦を制した。前半25分、MF山口が右からのクロスに右足で合わせ先制。延長前半7分には、DF古家がフリーキックでゴール前に高いボールをあげ、FW石川がヘディングで追加点を奪った。
大手前高松は後半16分、コーナーキックをDF佐々木がヘディングで押し込み、同点。延長後半、アディショナルタイムにDF飯田のゴールで追いついたものの、PK戦で5本を決めた相手に惜しくも敗れた。
尽誠学園の古家大輝主将(3年)は「全員で前にボールを運べた。決勝では全国の舞台へ絶対に進む気持ちで、尽誠学園のサッカーをしたい」と意気込んだ。
第2試合では、後半にMF田北が二つのゴールを決めた寒川が、堅い守備で四学大香川西に得点を許さず快勝した。