冷えたクラフトビールで乾杯する来場者

　長野県内外のブルワリー（醸造所）が作る多彩なクラフトビールを楽しめる「第8回クラフトビールフェスティバルin松本」（ビアフェス実行委員会主催）が13日、松本市の松本城公園で始まった。初日から大勢の観光客や市民が集まり、お城を眺めながら冷えたクラフトビールを味わっている。16日まで。 　中信地方の3社を含む33社が出店し、150種類以上のクラフトビールを味わえる。フェス開催初期から出店している松本ブルワリーは、新作のクラフトビール2種類を含めた5種類を用意した。ビールを注ぎ来店者に笑顔で手渡していた小林翠さん（34）は「ビアフェスがきっかけで中町のお店に来てくださる方もいる。ビール好きの方と交流できてとても楽しい」と話していた。 　ビールはチケット制で、1杯券は720円（オンライン販売は680円）。オリジナルグラスが付いたビール5杯チケットは当日券を4400円で販売している。1杯につき10円が松本城保存のための寄付金となる。開場時間は午前11時～午後6時（最終日は5時）。