「議論の余地がある」FIFA最優秀選手の候補11人からセリエA&コパ・アメリカの得点王・V戦士が選外でイタリア騒然!インテル会長は苦言「もっとリスペクトされるべき」
「クラブでも代表でもいかに決定的だったか」
バロンドールの投票で7位だったことも議論を呼んだ。ノミネートもされなければ、さらに物議を醸すのも不思議ではない。 【画像】FIFAザ・ベストのノミネート選手11人 FIFAは11月28日、「ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ2024」(FIFA最優秀選手)のノミネート選手を発表した。男子部門でインテル所属のアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが選外となり、イタリアは騒然となっている。 FIFAが発表したFIFA最優秀選手の候補11人は以下のとおりだ。 ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー) アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ) フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリー) フロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン) ジュード・ベリンガム(レアル・マドリー) キリアン・エムバペ(パリSG/レアル・マドリー) ラミン・ヤマル(バルセロナ) リオネル・メッシ(インテル・マイアミ) ロドリ(マンチェスター・シティ) トニ・クロース(レアル・マドリー/引退) ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー) いずれも受賞にふさわしいビッグネームたちだ。ただ、ラウタロも昨季はインテルのキャプテンとしてセリエAでクラブを歴史的な通算20回目の優勝に導いた。アルゼンチン代表ではコパ・アメリカ制覇に貢献。いずれの大会でも得点王として大きな働きを見せている。 それだけに、イタリア紙『Gazztta dello Sport』は「クラブでも代表でもシーズン中にいかに決定的だったかを考えれば、少なくとも議論の余地ある選択」と懐疑的だ。 「(候補の11人は)確かに世界的レベルの選手たちだが、バロンドールの順位でラウタロ以上だったのはエムバペ、ハーランド、カルバハル、ベリンガム、ヴィニシウス、ロドリだけだ」 同紙によると、インテルのジュゼッペ・マロッタ会長も「驚きで落胆」と批判。「彼の素晴らしいパフォーマンスはインテルが歴史的な偉業を達成し、アルゼンチン代表のコパ優勝に貢献した。さらに、どちらでも得点王だ。ラウタロはもっとリスペクトされ、もっと表彰されるにふさわしい」と話した。 「この選外は数字と成功だけでなく、決定的な試合でのインパクトも無視していると思う。これはネガティブなシグナルだ。こうやって重要なかたちで際立つ選手たちが表彰されるべきだ。将来的に、ラウタロのようにピッチで輝き続ける選手が正しく表彰されるようになることを願おう」 バロンドールも含め、個人賞には議論がつきものだ。ラウタロは「ザ・ベスト」の候補に選ばれるべきだったのか。様々な意見があるだろう。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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