日経平均は122.75円安の「38,946.93円」で取引終了…数字以上に“イヤな終わり方”【5月21日の国内株式市場概況】
2024年5月21日(火)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
5月21日の日経平均株価は、前日の米国株相場でグロース優位となっていた流れを引き継ぎ、東京エレクトロン〈8035〉やアドバンテスト〈6857〉といった半導体関連銘柄を中心に買いが先行しました。しかし買い一巡後は、材料乏しいなかで「戻り待ち」の売りが優勢に。日経平均株価は大引けにかけて反落すると、そのまま下げ幅を拡大させ、前日比122.75円安の38,946.93円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが85銘柄、値下がりが138銘柄、変わらずが2銘柄。 日経平均株価の寄与度下位は、ダイキン工業〈6367〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、テルモ〈4543〉、信越化学工業〈4063〉、ファナック〈6954〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉、MS&ADインシュアランスグループホールディングス〈8725〉、ディスコ〈6146〉、ファーストリテイリング〈9983〉となりました。 また、東証プライム市場の売買高は15億7,600万株、売買代金は3兆9,173.74億円となり、前日と比べて減少。 業種別では、保険業、電気・ガス業、石油・石炭製品、卸売業、海運業などが上昇した一方、不動産業、証券業、精密機器、その他金融業、機械などが下落しました。 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がMS&ADインシュアランスグループホールディングス〈8725〉で+381.5円(+13.79%)の3,149円、2位がYLT〈1773〉で+13円(+9.92%)の144円、3位がC&Fロジホールディングス〈9099〉で+390円(+8.67%)の4,890円となりました。 一方、値下がり下位は、1位がMIRARTHホールディングス〈8897〉で-91円(-15.58%)の493円、2位が住友ファーマ〈4506〉で-30円(-8.85%)の309円、3位が日本コークス工業〈3315〉で-11円(-7.53%)の135円で取引を終えました。 なお、年初来高値を更新したのは108銘柄、年初来安値を更新したのは39銘柄でした。
THE GOLD ONLINE編集部