韓国・失われたマナー「国立公園での違法車中泊」…「無料・広い・トイレある。最適」だとか
【08月21日 KOREA WAVE】韓国・済州島の漢拏山国立公園が「車中泊」の名所として知られるようになり、違法なキャンプ行為が増加している。管理当局は取り締まりを強化し、ドローンを活用した監視も計画されている。公園内でのキャンプ行為は自然公園法で禁止されており、違反者には過料が科される。 オンラインコミュニティに19日、「済州島で車中泊に最適な場所」として漢拏山の駐車場に関する体験談が多数投稿された。一部のユーザーは「最近、車中泊禁止の看板が増えているが、駐車料金が無料で、駐車場が広く、トイレもあるため、長期間の車中泊に最適だ」という感想を共有している。 漢拏山国立公園管理所の監視チームが早朝に予告なしの点検に出た結果、テントやキャンプ用品を持ち込み、宿泊したり、バーナーで火を使って食事を作る行為が摘発された。これらの行為は自然公園法第27条に違反しており、公園内でのキャンプは法律で禁止されている。 管理所によると、車中泊が疑われる場合は、取り締まりの前に移動を依頼するが、一部のキャンピングカーは指示を受けると一時的に移動し、時間が経つと再び同じ場所に戻ってくることが確認されている。 管理所は今後、ドローンを活用し、違法なキャンプや夜間登山などの違反行為に対する取り締まりを強化する。実際、漢拏山国立公園管理所によれば、先月から最近までに公園内で5件の違法なキャンプ行為が摘発されている。 違法なキャンプ行為が発覚した場合、初回の摘発で20万ウォン(約22万2000円)、2回目は30万ウォン(約33万3000円)、3回目以降は50万ウォン(約55万5000円)の過料が科される。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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