【プレミア12】侍ジャパン牧秀悟が勝ち越し満塁弾! 確信バット投げ、喜び爆発 東京D観衆が大興奮
◇WBSCプレミア12 スーパーラウンド第2戦 日本―ベネズエラ(2024年11月22日 東京D) 【写真】<日本・ベネズエラ>6回、満塁弾を放ち、栗原らとデスターシャを決める牧(撮影・島崎忠彦) 「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」で大会連覇を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は22日、スーパーラウンド2戦目(東京ドーム)でベネズエラと対戦した。 初回に3点を先制したが、先発の才木が2回に2ランを浴びて1点差とされた。次の1点が試合の行方を大きく左右する中、6回だった。2番手の井上がペレスに左越え2ランされるなど3点を失い、逆転を許してしまう。 2点を追う展開となった6回だった。1死から坂倉が右中間ソロを放ち、1点差に追い上げた。坂倉は21日の米国戦でも劣勢の中で同点適時打を放っており、これで3試合連続打点となった。この一打で沈滞ムードを打破。2死満塁から栗原が押し出し四球を選んで同点に追いついた。 さらに牧が続いた。右腕ガルシアの1ボールからの2球目、高めに浮いたスライダーを左翼席中段に運んだ。牧は一塁ベンチへバットを放り投げ、両手を挙げて喜びを爆発させた。今大会初アーチでデスターシャが飛び出すと、東京ドームが揺れた。 この日のデーゲームで台湾が米国に勝利し、台湾は1勝1敗、米国は2敗となった。侍ジャパンはベネズエラ戦に勝利しても決勝進出は決まらず、23日の台湾戦に持ち越しとなる。 スーパーラウンドは1次ラウンドの対戦結果は持ち越さない。同率で2チームが並んだ場合は(1)直接対決の勝者→(2)TQBの上位→(3)ER―TQBの上位→(4)直接対決試合での打率上位→(5)コイントスで順位が決まる。 ▼牧 逆転された後、坂倉のホームランや、2アウトからみんながつないでくれた結果、最高の形になって良かったです。守備も頑張ります!