まさかの「新型ミサイル」!? 北朝鮮、2025年1発目の弾道ミサイル発射画像を公開 注目は”先っぽの形状”
極超音速兵器の発射と明言
北朝鮮の国営メディアである朝鮮中央通信は1月7日、北朝鮮ミサイル総局が新型弾道ミサイルの試射を実施したと発表し、あわせてその際の画像も公開しました。 【国家のトップが親子で視察】新型ミサイル発射の模様(画像) ミサイルが発射されたのは1月6日で、朝鮮中央通信によると、これは「新型極超音速中・長距離弾道ミサイル」とのこと。公開された画像によると、ミサイルの先端にある弾頭部は「ウェーブライダー形状」と呼ばれるもので、これは音速の5倍以上(マッハ5以上)で飛翔する極超音速飛行に適した形状とされています。 今回発射されたミサイルは、2024年4月に発射された弾道ミサイルの「火星16B」と形状が似ています。ただし、朝鮮中央通信によると「エンジン胴体の製作には新しい炭素繊維複合材料が使われ、飛行および誘導制御システムにもすでに蓄積された技術に基づく新しい総合的かつ効果的な方式が導入された」としており、少なくとも各種の改良が加えられたことがうかがえます。
乗りものニュース編集部