「無能の鷹」 “鷹野“菜々緒の手拍子、“鵜飼"さとうほなみのラップで商談成立 「拍手しかしていないのに軍師に見えてくる鷹野さん」
菜々緒が主演するドラマ「無能の鷹」(テレビ朝日系)の第3話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 本作は、有能そうに見えて実は社内ニートの鷹野ツメ子(菜々緒)が、無能そうに見えてまじめに仕事をこなす同期の鶸田道人(ひわだ・塩野瑛久)とタッグを組んで次々と奇跡を起こす脱力系お仕事コメディー。脚本はNHK連続テレビ小説「おむすび」をなどを手がける根本ノンジ氏が担当。 鷹野は、圧倒的なデキるオーラを醸しながらも、相変わらず社内ニート状態。その様子を見ていた先輩社員の鵜飼(さとうほなみ)は、鷹野を新規営業に同行させようとする。しかし、不安を感じて上司の鳩山(井浦新)が鶸田をお目付け役に同行させる。自由な社風を売りにしているアパレル企業にプレゼンに行くが、手応えはなかった。 一方、鶸田は開発部の鵙尾(もずお・土居志央梨)と鵜飼が、同期なのに険悪の仲である理由が気になっていた。聞けば高校の同級生で、新入社員の頃はお互いに下の名前で呼び合っていたくらい仲が良かったという。鵙尾は経費精算システムのテストユーザーを鷹野に依頼するが、「自分の所属部員に勝手に仕事をさせるな」と鵜飼がとがめたことで、2人の仲はさらに険悪になってしまう。 鵜飼は、鳩山と雉谷耕太(工藤阿須加)から居酒屋に誘われ、社内の愚痴や高校時代に鵙尾と仲良くなったきっかけエピソードを話しているうちに泥酔。介抱されながら帰宅途中に公園で鷹野と鵙尾が仲良く話している姿を見て、「私の出世欲のために鵙尾がついてこれなくなった」と泣き出してしまう…。 その日以降、ふぬけになってしまった鵜飼だが、鷹野がアパレル企業へリベンジのプレゼンに行こうと誘い、3人で再び訪問。 アパレル企業の社長・服井(本多力)は、型通りのプレゼンはいらないと相変わらずマウントを取ろうとするが、鷹野のワイヤレスイヤホンから音楽が流れてしまう。すると鵜飼は音楽に合わせてラップ調でプレゼンをし始め、鷹野も手拍子を…。 放送終了後、SNS上には、「ラップバトルが開幕し、商談が成立する展開に大爆笑。拍手しかしていないのに軍師に見えてくる鷹野さんはただ者ではない」「一条天皇(塩野)、現世でめちゃくちゃ頑張っていてつらい。辞世の句を詠んでいた5日後に営業ラップ」「鵙尾が一瞬、よねさんモードになったところの『黙れ小僧』がかっこよかった」などの感想が投稿された。 このほか、「私も『鯉(こい)のために帰ります』って言って帰りたい」「菜々緒さん演じる鷹野がだんだんかわいく見えてくる、不思議」「鵙尾と鵜飼の高校のシーンが泣けた。うまいなあ、このドラマ」といったコメントも投稿された。
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