デフテニス国際大会、女子シングルスで日本勢が表彰台独占…混合・女子ダブルスもV
来年11月に日本で初開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」の日本代表選考を兼ねたデフテニスの国際大会は5日、東京・有明テニスの森公園で最終日が行われた。
女子シングルスは昨年のデフテニス世界選手権を制した菰方(こもかた)里菜(同大)が制した。宮川百合亜(日大)が2位、鈴木梨子(専大)が3位に入り、日本勢が表彰台を独占した。
決勝は菰方が6―1、6―4で宮川に勝利。菰方は「調子は良くなくプレッシャーもあったが、勝てて良かった」と喜んだ。
このほか日本勢は、4日に行われた混合ダブルスで宮川楓雅(ふうが)(藤野企画)、宮川百合亜組が優勝し、男子ダブルスは親松直人(鹿島道路)、今井悠翔(京産大)が準優勝。女子ダブルスは菰方、鈴木組が制した。
日本ろう者テニス協会は大会の結果などを踏まえ、今後、男女それぞれ4選手をデフリンピック代表に選出する。菰方は「デフリンピックではシングルスと(女子と混合の)ダブルスで金メダルをとりたい」と話した。