競馬界のデコピンは初制覇ならず…11着でも大野騎手「工夫すれば勝つことができる」
東京1Rに出走したデコピン(牡2、父タワーオブロンドン、母セレナータ、美浦・村田一誠)が、3番人気に支持されるも11着に沈んだ。 ワールドシリーズを制覇したばかりのロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の愛犬と同名であることから、注目度がアップ。2番手で好スタートを切るも馬群に包まれ、次々と後続馬にかわされてしまった。 騎乗した大野拓弥騎手=美浦・フリー=は「馬込みを気にするので。硬い馬場がフィットしなかった。調教の良さが出なかったが、工夫すれば勝つことができると思う」とコメント。今後について、村田師はブリンカーを着用することを示唆した。 ちなみに、馬名の由来は「相手の額を中指で強く弾くこと」。同名の犬が世界一のトロフィーに手を掛けたように、次こそは初勝利を狙いたい。