左ハンドルの「ダットサントラック」発見! ATをハコスカ用4速MTに自分で載せ替えたオーナーの気になる職業とは?
基本的にはDIYで楽しむ
前園さんの愛車は1977年式のダットサントラック キングキャブ。若干のリクライニングが可能なスペースが確保され、わずかに広めのキャビンが特徴だ。 「外装は見てのとおりノンレストアで、このままの状態でアメリカから引っ張ってきました。エンジンはアメリカ仕様なので、2000ccのL20B型が載っています。オイル漏れしていたので自分で修理し、調子が悪かったATも自分でハコスカ用の4速MTに載せ換えました。ミッションの長さが何種類かありますが、L型エンジンなので適合を調べれば合うんですよ」 エンジンからミッションまで自分で手がけることができる前園さんの職業は、自動車整備士。輸入時の排出ガス検査は専門の業者に頼んだそうだが、登録を済ませてから基本的な修理や整備は自ら行っている。この取材時にはすでに外して焼却処分してしまっていたが、以前は木製のキャンパーシェルを自作したこともあり、その仕様で某雑誌の取材を受けたこともあった模様。ちなみに、焼却した理由は、「完成度が気に入らなかったから(笑)」。 バイクやサーフィンだけではなく、キャンプ、フィッシング、サイクリングにアガベなどの栽培など、多趣味な中園さん。もはやアメリカンライフスタイルを飛び越えて、完全なる自己流ライフスタイルで、愛車とともに人生を満喫しているのだ。
酒寄俊幸